東京マラソン当日~国内マラソン大会の新しい歴史が始まる日~その5
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東京マラソンの一番の思い出はと聞かれたランナー(応援)の多くは、
「新宿~銀座~雷門」と答えるであろう。
脚が過去、経験したことの無いほど重くなっていたが
遠くに雷門が見えたときは嬉しくて、脚の痛みをまた忘れて
中央分離帯に乗り撮影

右に場所を換えまた撮影

ここの応援はすさまじかった。・・動画編でも是非聞いて感じていただきたい
そうして、マラソン未経験の方にも来年はココを目指して参加して欲しい
(もちろん最終はゴールまで・・)

もう、マラソンどころじゃなくなるランナーも(笑)
記念撮影、記念電話 etc.

この写真、本当に東京マラソン中なのです・・
お祭りや、タレントがそこにいるわけではありません

雷門が圧倒的な存在感と暖かさでそこにある
だから、ランナーは敬意・感動を抱いて走るのです

まもなく28km地点

いよいよ、脚が動かなくなってくる、重く重く前に出ない右足
強引に左足に重心を乗せ、片足でジャンプするように進むが
今度は左足も・・
呼吸も頭もまだまだ元気なのだが、脚がどうにも痛い
ペースが落ち歩きを挟むと体が冷える
立ち止まりガードレールに寄りかかりストレッチと屈伸をして走る
いや走ろうとするのだが、走れない
30mごとに立ち止まる、ついに両膝が細かい痙攣を起こしだす
リタイヤしようか?
何回も考えるが、全部歩いても制限時間には間に合うハズだ
とにかく歩こう
声援に応えられない自分と脚が歯がゆい
過去のマラソンでは、応援にはいつも笑顔や心の中で「サンキュー」と答えてきたのに
今日は沿道に人がいないところを探して、ストレッチばかり繰り返す
ランナーに向けられた、応援の声を私が遮るわけにはいかないから・・
29キロから33キロ付近は、応援されることがつらいと感じてしまった初めての経験
再び、銀座に戻る
(この間の30キロから35キロに52分を要する)
築地の交差点を曲がったところが35km地点
入船橋を過ぎ、佃大橋へ入る

順調に行けば、ここの上りが我慢の場所だったのだが
今はひたすら歩く

景色に和らぐ気持ちと痛み

やっと、やっとで37km

ランナー同士、通じる気持ちとねぎらい

38kmまできました、ボランティアのみなさんにはただ感謝!!
補色のバナナ類は見当たらず、お腹がすいて仕方が無い
他のランナーも同じようで、「ギブ・ミー・チョコレート」状態だ
私設エイドが、こんなに嬉しかったマラソンも初めて

ゆっくりお話したいがお礼を言いまた、歩く

「あと4キロ」、「あと3キロと」何回数えたかわかりません


長かった東京マラソンもあと2キロ

忘れていたスマイル
そう、私の痛みも苦しみも全てはゴールのため
「ありがとう」声にならない声をだす

有明コロシアムまで、この脚で来たんだ!!

後半から苦しんだ東京マラソンもあと1kmしかなくなった

自己ワーストタイムなんて関係ない、
私も叫びたい、「ここは東京だぜ!」

終わってしまう、ゴールが見えた

ありがとう東京 「5時間19分51秒の物語」

来年も会おう、東京マラソンで

ランナーとして、応援者として

ありがとう、ボランティアのみなさん

「ありがとうTokyo」 3万個のゴールメダル物語をありがとう!!

3万人のランナーと1万2千人のボランティアと140万人の応援
夢のような大会が終わった

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