まらそんノススメ・田淵由美子著
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2007年1月17日
マラソンは観るもの。
やるものじやないと思ってたんですが。
・・・著者 田淵由美子談 (以下も雑誌Tarzanより転載)
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高度成長期世代の女子のバイブル『りぼん』の重鎮。
元祖・乙女チック派・もろ文科系少女ワールドで一世を風靡した人である。
そんな人が今マラソンを勧めている。
走歴5年、月に約150kmの距離を走り、
レースにも気軽に参加する。
フルマラソンの自己ベストは4時間16分。
「最初のきっかけは、夫の”ケツが垂れている”の一言からですね。
いや、ふた言、み言、もっといっぱい(笑)
自分でもおばさん体型になったなと思って、
これは何とかしなきゃと」
ウォーキングを始めたのが30代半ば。
毎晩、5kmのコースをひたすら歩いた。
そのうち、水平移動だけでは物足りなくなったのか、
ハイキングという趣味も導入した。これが約10年間続く。
ほどなく下垂気味のヒップも盛り返し、おばさん体型も返上。
そうこうするうちに
「24時間テレビで研ナオコさんが80kmマラソンに
挑戦するというのを聞いて。47歳であのカラダで80km走るんだ。
じゃあ、私もその半分くらいだったら走れるかも、と思ったんです」
これが2001年のこと。
早速、フルマラソン目指してトレーニングを開始。
まったくの自己流である。
ちなみに、それまでの運動経験は学校の体育時間程度。
つまり、ほとんどないに等しい。
週に2~3回、2kmのジョギングから始めて、
徐々に距離を延ばしていき、
1ヵ月後には10kmの距離を走れるようになった。
「ウォーキングとジョギングでは、走り終わった後のさっぱり感が
全然違うんですよ。走り続けるのは苦しいんですけど、
苦しい=快感みたいなところがあるんです。
走っている最中頭の中が空白状態になるのも好きだし、
走り終わった後の、やった!!という達成感も好き。
10km走れるようになったときは、本当に嬉しかったです」
夏にジョギングをスタートし、秋にはハーフマラソンの大会に
エントリー。記録は2時間10分。
「もう限界。ここからまた20km以上走るなんて冗談でしょ、
と思いました。でも、とりあえず、どんな感じなのかやってみようと、
フルマラソンにエントリーして
これが、2002年春のこと。
無謀である。明らかに練習不足、経験不足、体力不足。
後半は痛む足を引きずり、ほぼ歩きつつゴール・・・するも
制限時間外。
この悔しさがバネになった。
途中トレーニングの頻度を週3~4回に増やし、
長くゆっくり走るLSDも取り入れた。
準備万端整えて、その年の9月、マウイマラソンに出場。
で、見事、フルマラソンを4時間44分で走り切った。
「最初は雲を掴むような話でした。
それまでマラソンは観るものでやるものじゃないと
思ってましたから。
でも、マウイのときの経験で、
人間やれば何でもできるんだ、と。
今ではマラソンに限らず、やろうと思ったら
何でもできるってことが確信できます」
まらそんノススメ ・田淵由美子
『コーラス』の連載をベースにした初エッセイ集。
フルマラソン完走までのプロセスが漫画と文章で綴られる。
文字通り、ゼロからスタートする等身大の体験記と
懇切丁寧な情報満載。
誰でも走れるんだという気にさせてくれる初心者必読本。
まらそんノススメ・集英社刊
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17日のラン 16km (1月走行日8日 計122km)
